校長あいさつ

   山口県立新南陽高等学校は、昭和55年4月、「旧新南陽市の地域に普通科高校を」との地域の熱い思いと期待に応え、永源山東麓のこの地に誕生しました。 ここ高台のキャンパスは四季折々の花木が彩る永源山公園に隣接する自然に恵まれた教育環境にあり、生徒たちは授業、学校行事、部活動などに励み、自らの可能性の芽を存分に開花させています。 

本校は創立以来、時代の趨勢や社会のニーズに的確に対応しながらも、校訓として「自主・創造・友愛」を掲げ、一貫して「責任と自主規制に基づくリベラルな校風」を誇りとし、地域の皆様とともに日々の教育活動に取り組んでまいりました。

 

また、平成14年度からは、生徒の夢の実現に向け、希望する進路に応じた幅広い科目選択を可能にする単位制を導入し、生徒の多様な進路実現を力強く支援しています。

 

 こうした本校教育の伝統を受け継ぎながら、これからの予測困難な社会を生き抜くため、自らが考え特殊解を見い出し、多様な他者と協働しながら主体的に切り拓く力を育成するために、「Shinnanyo Grow Upプラン」を重点目標に掲げ、豊かな人間性の育成と、21世紀型スキル(高次な思考力、グローバルな対話力、ICTやプログラミング活用能力など)の修得を目指して、すべての教育実践において生徒及び教職員は一丸となってチャレンジしています。

 

 これからも、本校が「新しい時代の新しい学校」として発展し、地域から高く評価され、選ばれる学校として新しい価値を創造してゆくために、コミュニティ・スクールの仕組みを生かした教育活動をさらに進化させ、次代のリーダーとして活躍できる人材育成を推進してまいります。

 

 本校の教育活動にさらなる御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

     令和5年(2023年)4月 

         長 河 村   圭